Column コラム
勢いで目指すウィスキーオタクへの道|ウィスキーの聖地、アイラ島って知ってますか?
■気づいたら春ですね。めちゃくちゃに春ですね
みなさんこんにちは。頭文字Mです。
めっきり春めいてきましたね。
春って、何かと大変ですよね。
花粉症で辛い方も多いし。はたまた、年度末で仕事が忙しかったり。
はたまた、環境が変わって精神的に追い詰められたり。
そんなときに気分転換になるのって、ね。ほら。
このブログを読んでいる方なら、ね。
言わないでもわかるとは、思うんですけどね。
アレ……ですよね? お酒。
春だからあたたかいし、空調なんて付けずにのんびりして、お酒を飲んでいい気持ちになって、
好きな動画を何時間も見て、床で寝落ちして、
もう一回お酒を飲みながら好きな動画を何時間も見て、休日が溶けて、
「ああ。土日なんて最初からなかったんだ」って思って、
とりあえず布団でもう一回寝るんですよね。
そして「月曜日、ヤホ♪」って心のなかで挨拶しながら、一回天井のすみを見るんですよね。
……。
今日は、みなさま大好きなウィスキーについての、ためになる小ネタについて書きに来たんです。
本当なんです。仕切り直しましょう。
まだ20行しか書いていないです。
20行までなら無かったことにできるルールでやりましょう。
はい、21行目。エーン(っω-`。)

↑ここまで一人遊び
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※お酒は適量を、健康的に楽しみましょう。
みなさんこんにちは。頭文字Mです。
めっきり春めいてきましたね。
■ロマン溢れる酒の島、ヤホ♪
全然話変わるんですけど、トクベツなものって、人それぞれですよね。
ずっとほしかった、一番好きな色のセボンスター。
砂浜で拾った、綺麗な貝殻。
卒業文集。最新機種のiPhone。ブランドのノベルティ。
のみすけにとっての、アイラ島。
はい。そういうわけで今日はウィスキーの聖地と呼ばれるアイラ島についてお話しします。

ウィスキーの聖地と呼ばれるだけあって、
ウィスキー好きにとってはかなり常識かもしれないのですが、
わたくしはこの島のことを、ウィスキーについて学ぶために読んでいた本で知りました。
ゆえに知らなかった方むけに得意げにツウ気取り・フェイスで話しますので、
そもそも知っていた方は鼻で笑ったり、
深く脚を組みすぎて付け根にカカトを突き刺したりしながら楽しんでいただけると幸いです。
■アイラ島については説明しますが、
セボンスターをご存じない方については
各自お調べいただけると幸いです
アイラ島は、イギリスのスコットランドの西岸にポツンと浮かぶ小さな島です。
大きさはだいたい600平方kmと淡路島よりやや大きいくらいで、人口も約3500人。
にも拘わらずこの島には、伝統的に有名な9蒸留所をはじめ、多くの蒸留所が稼働してるんです。
それはなぜかというと、大きく分けて3つ理由があります。

1.元々島にそなわった自然がウィスキー作りに適しすぎていた
※わたくしは自分で理解するためにこまごま調べたので今から長文を話しますが、
時間の無い方は★以降だけ読んでいただければOKです。
ウィスキーの原料である「麦芽」を乾燥させる際、
現在の大きな蒸留所の多くは、効率と環境を考えて
天然ガスや電気による熱風で乾燥させていますが、
昔のアイラ島のように木材にあまり恵まれなかった土地では、
ピート(日本語では「泥炭(でいたん)」)を使用していました。
ざっくり言うと、「石炭になりきれなかった、植物の化石のような泥」のことです。
アイラ島のような寒くて湿地の多い場所では、
枯れたシダやコケなどの植物が完全に腐りきらず、地面に積み重なって層になります。
これが長い年月(数千年以上)をかけて押しつぶされ、炭のようになります。
これがピート。

見た目は黒っぽい泥のようで、乾燥させると燃料になります。
で、このピートを使用してつくられたウィスキーには独特の「スモーキーな香り」や「正露丸のような匂い」がつくのです。
これがアイラウィスキー特有の「スモーキーな香り」のルーツです。
さらに、アイラにはピート層をくぐり抜けて(ウイスキー造りに適した)軟水が
豊富に湧き出ていたことに加え、島内ではかつてウイスキーの原料となる大麦の栽培も盛んでした。
★もともとアイラ島にピートって燃料になる珍しい泥がいっぱいあって、
それでウィスキー作ったから独特のスモーキーな匂いだし、
ウィスキーに適した軟水も材料の大麦もいっぱいあった!いっぱいあった!
聖地!聖地!証明完了!証明完了!(脳内わたくしオーディエンスの歓声)
って感じなのですが、実は聖地が聖地たる所以はまだあります。
2. 重税を背景に密造文化が発達した
かつてスコットランドではウイスキーに重い税金がかけられていましたが、
聖地・アイラ島は複雑な海岸線や洞窟が多く、密造にあまりにも向きすぎている環境でした。
(生まれて初めて口にするかつきっと今後口にすることのない言葉、「密造にあまりにも向きすぎている」)
さらに当時のアイラ島民は重い税金に対して徹底的に抗う姿勢で
税務署の役人を追い返したりしており(強い________)、
それを役人が恐れて島に上陸するのを敬遠したため、
独自のウイスキー文化が邪魔されることなく、のびのびと発展しました。
まるで酒の神が、スケッチブックに描いたみたいな都合のいい地形。
どこまでいっても酒向きのロマンある島なわけです。たまりませんね。

3. 海運の拠点だった
陸路が未発達だった時代、島での輸送は船がメインでした。
アイラの蒸留所のほとんどが海沿いにあるのは、
原材料の搬入や、出来上がったウイスキーの搬出を船で直接行っていた名残です。
この利便性があったからこそ、
島というハンデを越えて世界中にアイラウィスキーを輸出することができたのです。
まるで酒の神が、スケッチブックに描いたみたいな都合のいい地形。
すみません、セルフ琴線触れのため、2回言いました。
■“““聖地”””のウィスキー、飲みたいに決まってる
わたくしもともとロマンチストなところがあるため、
聖地、とかいう言葉に弱いところがあります。
なのでこんないろんな意味で出来すぎているアイラ島のことを知った時にかなり興味を持ったのですが、
いかんせん病院のにおいだの正露丸の匂いだの、怖じ気づくようなエピソードが多い。
しかしよくよく調べてみたら、かなりメジャーなスコッチである
ジョニーウォーカー ブラックラベル(12年)。
わたくしも大好きでいいことがあったときなどにはすこしだけの贅沢として購入するのですが、
これはアイラ原酒(特にカリラ ※アイラ島で製造されるシングルモルトウイスキーのこと)がキーモルト(※ブレンデッドウイスキーの味わいの核となり、方向性や個性を決定づける重要なモルト原酒のこと)の一つらしいのです!
ジョニーウォーカー ブラックラベル(12年)が好きなら、
本格的にアイラウィスキーに挑戦していい(インターネット酒豪情報調べ)ということで、
つまり……これは、ウィスキーオタクを目指す者としては、
ツウ気取りフェイスに磨きをかけるためにも、
いつか懐に余裕があるときに飲んでみるしかないですね!
それでは、締めのご挨拶。
春咲く花は二度あれど、酒との出会いは一度きり。
アイラウィスキーとの出会い、いっちょ果たしてみましょうか。
次回!また違う小ネタでお会いしましょう。
頭文字M